ワールドアルコールリポート 

シンガポール在住の酔っ払いのブログです。

上海のバーを巡ってみました。El Ocho、Oji、Speak Low

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今回は上海でバーホッピングです。

El Ocho(南京西路)

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実は大変失礼ながらここは目的のバーではなかったんですが、成り行きで入店。とりあえずいつも通りのオールドファッションドですが、ベースがハイウェストのダブルライ。ユタ州で蒸留されるこのウイスキーは、2年と16年熟成、それぞれライ麦比率の違う原酒のブレンドです。味わいはライ特有のスパイシーさは勿論ありながら、非常にクリーン、バニラや蜂蜜、カラメルといった甘さとシトラス系のフレーバーが特徴です。言われてみれば確かにオールドファッションドにぴったりかもしれません。華やかなで軽やか、スタートにはもってこいです。

 

 すると常連らしい女性客が。バーテンダーがみんなラモス、ラモスと呼んでいます。女性でラモス?しかしその謎はすぐ解けます。

 

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ラモンフィズを作るバーテンダー。仲間から休むなよ!と煽られています。

 

彼女のオーダーは、ラモスジンフィズ、しっかり12分シェイクしてね、と可愛く付け加えます。このカクテルは生クリーム、卵白、レモンジュース等々を加えて作るジンフィズ。しっかりシェイクしないとレモンとクリームが分離してしまう、バーテンダー泣かせの1杯。どうやら彼女昨日もこれをオーダーしたようです。

 

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 ということで12分だったかどうか定かではありませんが、長い格闘の末、ようやくできたラモスジンフィズ。美味しそう!よしもう1杯、とは流石にできず自重です。

次もあるのでこちらはこの辺にしました。他のカクテルもギミックがあってなかなか美味しそう。うるさくない程度の心地よいBGMで雰囲気も良く、また次回ゆっくり訪問したいと思いました。日本人バーテンダーもいらっしゃいました。

 

Oji(南京西路)

今日の目的はこちら。実はEl Ochiの店内?に隠れた別のドアを開けるとはいれます。スピークイージースタイルで、ドアにも鍵がかかっています。

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ということでまたしもオールドファッションド。角砂糖のかわりにラムを作るためのサトウキビを絞ったシロップを使っているとのこと。これが絶品。ベースはシンプルにカナディアンクラブなんですが、コクがあってミントも効いていて、とっても美味しいです。

 

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続いてロングでお任せでお願いするとハイボールになりました。お任せと言っておきながらハイボールかぁと少し思いましたが、何やら雰囲気が違います。氷、長い!そしてグラスになんかついてる、スノースタイル!?

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 出来上がりました、ラフロイグハイボール。これがまたうまい。私が家で作るハイボールとは雲泥の差です(当たり前)。ウイスキーとソーダのバランスがいいことは勿論として、リムについた塩とミントがラフロイグのスモーキーさ引き立てます。

 

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最後バーテンダーさんとタリスカーで乾杯しておしまいです。

こちらのバーはその名の通り日本人バーテンダーのOjiさんのお店なのですが、この日は残念ながらご不在。でも日本語が話せる上海人バーテンダーHucさんに作っていただいたカクテルはどちらも素晴らしかったです。とてもお勧めです!

 

Speak Low(復光中路)

そして最後言わずと知れた2017年Asia Top2のバーに選ばれたSpeak Low。2回目の訪問です。

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外からみるとこんな感じです。スピークイージースタイルで、一見バーツール用品店なのですが、バーに通じる秘密の扉が隠されています。実際に行ってみて確かめてください。(写真で少し見えちゃってますが。)

お店の構造は2階がカジュアルなバー、3階がよりオーセンティックなバーとなっているのですが、3階はいつも満席で、2階で待たなければなりません。2階もいいんですけど、すごく混雑していて、場合によっては立ち飲みとなってしまいます。また一部のカクテルは3階でしか飲めません。

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この日も案の定3階は一杯なので、2階で飲みはじめます。2度あることは3度ある、またオールドファッションドです。でもここのは少し変わっていて、NYのバーPDTのオリジナルカクテル、BENTON’S OLD FASHIONED。あぶったベーコンが乗ってます。スモーキーなベーコンとバーボン、合わないわけがありません。他にもひと手間加えた魅力的なカクテルがラインナップされていて、どれも美味しそう。

しかしこの日は相当混雑していて2階でも席を確保できず、また3階に入れる目処も立たないとのこと。立っているのも疲れてしまってこれを飲んで退散いたしました。

なので下記は昨年訪問した際の写真です。

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その名もスピークロウ。3階でしか飲めません。ラムと抹茶、シェリー酒のカクテル。抹茶の苦味、ラムのサトウキビ的な甘さ、シェリー酒の黒糖的な香りが合わさって、飲む和菓子といった趣。こちらの設立者、超有名バーテンダーの後閑さんが、2012年のバカルディ世界レガシーカクテルコンペテションで優勝した時のカクテル。しかし天才ですよね、このカクテル。これを飲むためだけに来てもいいんじゃないでしょうか。

ちなみに三階も入る時に仕掛けがあります。予め地理の勉強をしてから向かいましょう。

 

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帰りには、是非お土産にラムを。プランテーションラムの同店オリジナルボトルです。白は少し高いんですが、黒は8,000円ぐらいです。

 

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ラフロイグ8年 Speak Low ボトル

実は今回このボトルが買えないかなと期待していたのですが、残念ながらありませんでした。香ばしい穀物感、ニューポッティな乳酸菌的酸味のフレッシュなテイストです。

 

 

なんだか取り留めのない文章になってしまいましたが、以上3軒は三者三様どちらも素晴らしいバーでした。一点、Speak Lowは遅い時間に3階へ上がるのはとても大変なので、なるべく早い時間に訪問されることをお勧めします。